YUKIぶろぐっ! 200906





人妻になりましたYUKIがつづる、ちょっとイタイ日記。 最近はやや沈み気味な日記も書いておりますが、お時間のある方は是非ちょいエロカテゴリへどうぞ〜♪



プロフィール

YUKI

Author:YUKI
年齢:23歳
職業:事務員さん…だった。今はだめ妻(只今妊9ヵ月目突入で、退職。)
趣味:貢がせる、ぶりっこする、パソコンをいじる…は結婚して出来なくなってしまったので、かわりに旦那様をイジル。







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チガウ
下っ腹がシクシク痛い。







胃が痛いのは吐くせいなんだろうけど、腸まで調子が悪いのはかなりイタイ。








ただでさえ胃の痛みですら常に不快で吐き気に繋がる悪循環なのに、腸が痛いと食べ物が全然受け付けられないんだもの(泣)







で、結局吐いて吐いて吐きまくってゴートゥー布団なんだけど。







吐くのがあまりに辛くてもう何にも食べたくないって思っているのに、思い出されるのは冷蔵庫のゼリー。







気まぐれか何なのか、『これなら食えるだろー』と旦那様が買って来てくれた小さめのフルーツゼリー。







この際あたしが一番大好きでよく買ってるヤツじゃないことは多目に見よう。







これみよがしに自分のものも買って、知らん顔でレシートを冷蔵庫に貼って下さっちゃってることも。







冷たくて甘酸っぱいゼリーのことを考えると、と少し元気が出てくるから不思議。







ああでも今食べたら間違いなく吐くな…。







後1時間は最低寝ていよう。







薬もそれから…。











…ってなわけで、今一番食べたいものは…










焼肉!!




違うか〜(笑)

怪獣ザウルス
『ちびが寝ない』と旦那様が不満を言う。






確かにね。






奥さんはつわりで早々に布団の中だし、ちびは寝そうにもなく遊び足りなくて瞳はキラキラ。







このモンスターを早く寝かしつけないと、パパの時間は無いわけで。






ウンザリするのも分かる。








でもそんなこと言ったって。







寝ろ!…って怒ったって寝ないことは、この1年でよーく分かってるはずでしょう?








あたしのお腹の中にいるのは、あなたのBaby。







彼か彼女か…があたしを吐き気やら何やらで苦しめているのも事実なわけで。








もう少し労ってくれたら良いじゃない…。







そんなことを考えながら目を閉じていたら、うとうとしてしまったのかしら。








いつの間にか電気も消えて、あなたと怪獣も夢の中。







どちらも眠っていると可愛いのにね。

悲哀
吐き気が一向に治まらない。







それと、腰痛に子宮の痛み、眠気にだるさに、寒気…挙げればきりがないんだけど。








上の子を産んでから、まだ1年と少し。







つまりその前は妊婦だったわけで。







それなのに存外にうろ覚えなのは、きっと子育ての方がハチャメチャに忙しかったからだろね。







つわりも永遠じゃない。







長くても5ヶ月に入るまでには治まってくるはず。







今も食べなければそこまで悪く無いんだけど。








つわりが終われば今度は体重管理。







今まで『食べられるものを好きな時に食べて良いですからねー』なんて優しいことを言ってくれてた看護師さんが急に手のひらを返したように厳しくなるのがこの頃。







今まで気持ち悪かったんだもの。







少々…いやかなり、体重が増えちゃうのはしょうがないことなんじゃ無いかなーって思うんだけどね。







とにかく、今回はプラス7キロ未満が目標。







キャベツに醤油かけて食えだの言われるのはもう勘弁だもの。








あぁ、ほんとに長い道のり。








それより、今年買ったビキニは来年無事に着られるんだろーか。

恋の駆け引き
猫なで声で甘えるのはお手のもの。






昔とったキネヅカってヤツだろうか。







少し拗ねて見せることも、安心しきった顔を見せるのも、凡て計算しつくされている。







…本当だってば。









案の定、あなたはコロっと騙された。







女のことなんて微塵もおくびに出さないで、弱々しい声であなたを呼ぶ。







そして頼りない表情と、少し躊躇うような仕草であなたに寄り添えばカンペキ。






…あなたの目には後悔の色がよぎる。







目の前にいるのは、無害で、無力で、か弱い女の子。








決して、相手の女にドスのきいたメールを送ったことなんて感じさせてはダメ。






所在無さげな頼りない演技を止めないで。







庇護本能ほど強いものは無いんだから。








最初からこうすれば良かったのよね。








凡て、あたしが夫婦になったから…と手抜きをしたのがマチガイ。







だって今ならあなたの気持ちが手にとるように分かるもの。







抱き締めて、思いきり犯したいんでしょう?







恋のかけひき?









いいえ。









これは生きていくための術。

あたしのトリセツ。
故障かな?と思ったら、一度よく話を聞いてあげてください。







中途半端な相づちなど不要。








ただ聞いてくれるだけで良いのです。







決して壊れたテレビのように叩かないで。







こっちは精密機械なのですから。







大きな声で怒鳴るのもダメ。







それでどうにかなるのは小さな子ども同士のケンカだけ。







それと後、憶えておいて。






電源はここ。







あなたしか触れられない。






大切な、処。







全てをリセットしたければ、長押し最低一時間。







二回以上に分けるのはありだから、無理せずどうぞあなたのペースで。







それでもメンテナンスは必須。








好きな食べ物や色々な情報は一体一体違うから、一概にこれをすれば良いとは言えませんが。







気遣う心が大切なのです。







大事に使えば、“あたし”は一生あなたのそばにいるはず。








そうなるかどうかは、あなた次第…






それまでどうかこのトリセツは、お手元で大切に保管されますよう…

雲の家
掴み処の無いヤツだなんて言わないで。






本当はすごく分かりやすいニンゲンなの。






顔には出さないだけ。






行動パターンはいつも同じ。







怒る→煮詰まる→泣く→冷える→謝る。







本当は泣きたくもないし、謝りたくもないんだよ。







どうかお願い、その一つ前で止めて。







あたしの扱い方なんて、あたしよりもあなたの方が知ってるじゃない。







自分でも手に負えないんだってば。







あたしが安心して眠れるのは、あなたと小さなベビとの狭いセマイスキマだけ。






あたしが生きる場所は、この小さなアパートだけなんだから。

強がり
強がりなんかじゃないんだ。






今回は。






…そうだったら良かったのにね。






何度も痛めつけられて、少し鈍くなったあたしの心は、それでも答えを出している。






あれはイラナイ。






中々捨てられないあたしは、服でも何かの紙袋でも、ついつい溜め込んでしまうのに。







あれはイラナイもの。
これから先、二度と使うことは無いでしょう。
答えが出てしまってる。






『そんなことない!』
叫ぶのは、毎日が変わってしまうことを恐れるどこかの脳の一部。






…心じゃない。






後は捨てるところがあれば、ね。






…強がりだったら良かったのに。







壊れた心は、ただ雑音を奏でるだけ。







ただ延々と。

ヲンナ
女って絶対損。





後2ヶ月も、懐かしいこのつわりってヤツと付き合わなくちゃイケナイなんて。





せめてその分、ゆっくり休めれば良いのに…、家事やら上の子がそうはさせてくれなくて。






昔の日記を見たら、お腹も出ていない、胎動も無い、つわりのみのこの時期に対する不安があった。






そうだよねー。






よく頑張ったね、あたし。と誉めたくなる。






あの時、小さな小さな影だったものは、今1歳になって怪獣になった。






今は今であの時とは違う不安が渦巻いている。






でもきっと、いつか二人の子持ちになったあたしは、今の自分を誇りに思うんだろう。






それでも、それでもよ?
女って絶対損。






なんだもん、も少し優しくしてくれても良いんだからね。







ね?

パインキャンディ
あの無果汁の黄色いアメは、今でもあたしのお守り。






小学生の時、不良だった友人が仲直りの証にくれたのもこれだったし、予備校のあの子と話すキッカケになったのもこれだった。







今はつわりで何も食べられなくても、これだけは舐めていられる。








そういえば、手紙をくれると言っていたあの子はどうしているだろう。







あたしも手紙を書かなくちゃ。







あの子からの手紙が届く前に、あたしから。







そう思い続けて、結局まだ書けてない。







書くとしたら、全身全霊で、一気に書き上げないといけないから。








だから、あの子から手紙が来ない理由も分かってる。






まだ書きたいことが育ちきっていないんだ。







そのうち溢れてきたらくれるだろうし、あたしも書けるんだと思う。







口の中でパインキャンディがはじける。







大丈夫。







まだ大丈夫。






お守りは効いている。

セックスの果て
その日一度目の性交は、あの人だけが勝手に果てた。






それが嫌だったわけでは無いのだけれど、あたしにはなぜか滑稽に見えたのだ。






そんな程度の行為でも妊娠はする。







当たり前と言えば当たり前なのだけれど、妊娠している自分の体のことを思うと、想像するだけでニヤニヤしてしまう。







満たされた最高の性交でも、そんなチンケなもんでも、出来る子どもは一緒。







そう、一緒。







なのになぜかあたしはまた言う。






“シテよ。もっとして。”





同じくらい馬鹿でチンケなあたし。







肌寒い気がするのは、きっと自分が怖いから。







…わけが分からなくなる位、あなたを求めている自分に気付くのが怖いから。

恩赦
旦那の携帯に入ってきたmail。







誰から、なんて確認する必要も無い。







“幸せな家族”なんて嫌味なAddress、あの女からに決まってる。






彼には、あたしが嫌がるってことは、メールを止める理由にはならないらしい。






…死ねば良いのに。







諦念、軽蔑、憤り、色々な感情が浮かんできてはいきまいて、揺らいで、また静かに沈んでいくけれど。







嫉妬やら悲しいといった感情は、未だ私は関係無いとでも言うように知らん顔を決めこんでいる。







とても穏やかな気持ち。






心を奪われたなら、あなたの死ぬときが辛いから、これくらいがちょうど良いのかもしれないわね。







少しずつ毒を謀るように、あなたに黒い愛情を。







あたしの笑顔に赦しを見なさい。







そして安堵するがいい。







それが間違いだったと、気づくその日まで。

怖い梦
昨夜眠れなかったかどうかなんて。






あなたには関係の無いこと。







あなたはグーグー気持ち良さそうにいびきをかいていたものね。







つわりのせいで夜すらまともに寝られない、あたしへの言葉なんて“おはよう”だけで十分よ。







世の中が妊娠は病気じゃないって決めたせいで、マイナーなトラブルは女が我慢するしか無い。






それでも胎児には無償の愛を求められるのだから、シンドイものよね。







あなたがもう少し、ほんの少しでも良い。







愛情を大げさに注いでくれたなら、私は幸せな妊婦になれるのに。







しくしく痛む下腹は、ぽっちりの食べ物すら受け付けてくれず、水は吐き気を連れてくる。







点滴はお金がかかると言われたって。








そんな形のプレッシャーなんて無意味なのに。






今日も眠れそうに無い。







もしも暗やみの中、あなたのため息が聞こえてきたら?







そんな恐ろしいこと、あたしには耐えられ無いから。







耐えられ無いから…。

あたしには裁けない。





そんな権利、持ってない。




窓から入ってくる風は生ぬるくて、あたしの神経を逆立てる。






…冷たく冷えたポカリよりも、あなたは役立たずだわ。





言えたらどれだけすっきりすることだろう。





つわりのせいで瞼が重い。




肌は汗ばむというのに、吐き気が寒さを連れてくる。




時間が…あたし達を変えてしまったのか。





あたしは全てかゼロかで、あなたは手に乗る分だけ、それは少しも変わっていないのに。






あなたのいない世界が無いなら作ればいい。






罪深いあなたに、罰を。