YUKIぶろぐっ! 200809





人妻になりましたYUKIがつづる、ちょっとイタイ日記。 最近はやや沈み気味な日記も書いておりますが、お時間のある方は是非ちょいエロカテゴリへどうぞ〜♪



プロフィール

YUKI

Author:YUKI
年齢:23歳
職業:事務員さん…だった。今はだめ妻(只今妊9ヵ月目突入で、退職。)
趣味:貢がせる、ぶりっこする、パソコンをいじる…は結婚して出来なくなってしまったので、かわりに旦那様をイジル。







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悲しみブルー
濃密で濃厚な悲しみが、そこにはあった。

あんなのは…7年前に感じたきり…。

少なくともアタシ達家族は、そういった類いの悲しみに鈍感では無く。

分かってあげられると…思ったのだけど。

分かるはず、無いんだ。

だって、自分達は世界で一番不幸だと、世界を恨むのだから。

隣にいてくれた、あなたの優しい言葉さえ…1年耳に入らなかったのだから。

だからこそ、

だからこそ、アタシは隣にいるね。

あなたが泣き疲れて、隣にいる『あたし』のことを思い出してくれるまで。

あなたが…してくれたみたいに。

サン
宝石がキラキラ輝くのと、本っ当ーにおんなじ位。

あの子はよく笑う。

ほっぺたなんか、ぽよんって落ちそうな位だのに。

きゅーって上がっちゃったりなんかしてさ。

細くなった目も、うっかりっていう感じで出た笑い声も、全部全部いとおしいの。

…もう、この子をお腹には戻せやしないけれども。

あたしなんかよりずっと上手に微笑む天使を…守りたいと思う。

ノックアウト
10時にはいつもぐっすりなおちびさん。

なんかの加減なんだろうか、今日は12時になっても寝ぐずりするばかりで、寝る気配全くナシ!

昼間だってほとんど寝てないのに。

きっと明日は寝るの早いぞー。

ちびおさんの生態は、本当に不思議なことだらけ。

色んなとこでちょっとずつバランスとってるんだろね。

…おやすみアタシの可愛いちびさん…

クロの夢
隣で眠る、息子は可愛い。

聞いてるだけで少し苦しくなってしまうような、いびき。

寝ぼけているのか、たまにちゅっちゅっ…と動かす唇。

どれも初めてで、どれも愛しい。

…涙が出るほど。

失いたくない…と思う。

その中には、旦那様の両親に『トラレタクナイ』、『サワラレタクナイ』っていうのも入ってる。

…最近気付いたことだけど。

きっと、いつか誰かに触れられたら、私はその瞬間からこの子を愛せなくなる。

私の愛は、そんな不安定なもの。

つまり…あの人への気持ちも同じだってこと。

『頑張って』ってメールが、もう見たくないんだって…

言わずに伝われば良いのに。

なぁんてことを考えてしまう私は、家庭を持つには不向きなんだろうか。

夜がふけていく。

黒い、夜が。

らぶれす
愛が足りない。

先月たっくさん貰ったハズの愛情やら、キスやらドキドキは、もう賞味期限切れ。

貰ったメールを読み返しても、笑った顔を想像しても、ぽわん…って胸の中までは温かくならなくて。

早く…

早くってば…

あたしを寂しがらせたって、良いことなんて何も無いんだから。

電話だっていい。

…声が、聴きたい。

こんなこと…言わずに伝われば良いのにな。

とある1日。
あんなに長い間妊婦をしてたのに。

最近は全然お腹が大きかった頃の夢を見ない。

人間の適応能力がすごいのか何なのか。

近頃は夢の中でさえ、あたしはママで。

ああ。

せめて夢の中で位、自分の思うようになればいいのに…。

…思い通りにならないからこそ、夢じゃなくて現実に生きていられるのか。

あたしの生きる世界は、この子のいる世界。

あなたの、いない、世界。

ノー、モア
基本的にアタシは我が侭な奴だから。

あなたが…折れるしかない。

だけど知っていて。

私を我が侭にするのは、いつだってあなただってこと。

『逢いたい』…なんて…

本当はあなたに言って欲しいのに。

『私だけを見て』…なんて…

絶対絶対言いたくないのに。

アタシを我が侭にしたのは、あなたなのだから。

ずっとずっと、あたしの側で…。

何もかもお見通しな顔で…。

『はいはい』って頭を撫でて。

いつだって、『終わり』を恐れているのは、アタシの方なのだから。

Side by Side…
…アタシの好きな人は忙しい。

あたしが目の前にいるってぇのに、あたしの髪をカーペットローラーで拾ってる。

…グレるぞ。

つられてアタシまで髪の毛拾い

…ッテ何やらせるのさ(-_-;)

いじいじしてきて、あなたを押し倒す。

いつもは大っ嫌いだけど、強引に舌を絡ませてしがみついて…

あ…やっぱりベロチューだめだ…ぁぅ。

何がしたいのか自分でも分かんないけど、とりあえずカーペットローラーは手放したから良しとしよう。

縫って3ヶ月半の可哀想なおちりも痛むけれど、これだって大切な主婦の務め…。

溺れるみたいに掴んだのは、あなたの髪の毛。

終わったら、この人また掃除始めるんだろうか。

…今度は自分の髪の毛を。

あたしはこんなに側にいるのに。

かまって欲しくて、しっぽを振って。

誓い
上の子が9ヵ月になったら、二人目を考えようか…って。

何となく、こっぱずかしい雰囲気の中あなたが言った。

状況が状況だっただけに、プロポーズらしいプロポーズも無しに婚姻届けを出して、あたし達は夫婦になった。

なんだろう…。

あらためて、プロポーズされたみたいな気分…。

アタシの描く、幸せな家族像には、

やっぱり子どもは二人なんだ。

あたしに『家族でトランプなんてしたことない』って言ってたあなた。

叶えて、あげたいなぁ…

恥ずかしくって、『もぉっ!』ってしか言えなかったけれど。

こっそり基礎体温つけちゃったりなんかしちゃったりして。

二人目が出来るのはいつになるやら…。

そうやって、あたしたちは幸せになっていくんだ。

プレーン
紅茶にハチミツを溶かし込んだみたいな空。

あたし達はずいぶん離れているものね。

だから、もしかしたら、あなたの見上げるその空は

アタシの見てる空とは違うのかもしれない。

すぐに逢えるキョリ。

逢えないキョリ。

境界線はどこにあるんだろう。

一度で良いから、『今すぐ逢いに来て』って言ってみたいけど。

“いい子で待っててね”

ナンテあなたの言葉にガンジガラメ。

…って言うわけでも無いのかしら。

いつの間にか、空は浅い海のイロ。

こんな風に毎日が過ぎていくのは、嫌いじゃないんだ。

空を眺める。

…まるでプレーンな空気。

ただいま回線が…。
伝わらない、色んなこと。

億劫がって、伝えないあたしにも非はあるのに…、あたしの優秀な思考回路はこう答えを出す。

『100%ゴシュジンガワルイデス』

あたしたちの距離なんて、今日び4時間電車で揺られる程度で着く距離。

でも、これまでずっと一緒にいたから、今さら一から全てを説明して分かってもらう作業は、『そっかぁ、頑張って』の言葉には見合わない。

なんでこうなっちゃうんだろ。

本音は…逢いたいはず。

でも、赤ちゃんの他に旦那さまの世話が増えることに、構えてしまう自分もいる。

産む前は…何だって頼めたのに。

それはあたし側のモンダイだけど。

今日も携帯はならない…

なってない。

っていう設定。

きっと回線が混雑してるんだろう…

跳飛るカラダ
久しぶりに逢ったあなたは、また少しだけ大人びた顔。

どんどん知らない人になっていくようで…少し、怖かった。

あなたは笑う。

私の不安を。

唐突に抱きしめられる。

長い、腕。

広い、胸。

何もかもが新しくて、紛れもなくあなたで。

ぎゅっと目を閉じて身体をまかせた。

同じ匂いに力が抜けていく…。

全てが優しいのだけれど、前よりも少しだけ遠慮の無い触れ方。

けっして軽くない私の躰が、ひょい…と浮く。

…肌があらわだということだけで、十分不安なのに。

あなたの腕を振りほどけない。

無理な姿勢が、こじ開けられる身体が、悲鳴をあげる。

…あなたの手が熱いから、わたしはとうとうされるがまま。

わたしを素直にさせるのは、いつだって、これからもあなた一人。

4年前にわたしを手なずけた、あなた一人。

t0y b0x
あなたの食事を作ったって、あなたは『ありがとう』を言ってはくれない。

だからアタシも言わないわ。

あなたが何度『愛してる』と言ってくれても。

あなたが何度『きれいだね』って言ってくれても。

あなたにとってアタシが本当に一人なら、当たり前のことだもの。

それならアタシも頑張りましょう。

アタシにだって、こんなに手のかかる可愛い人は…

世界中でたった一人なんだから。

恋は、恋
もう、恋なんてしないって思ってた。

ううん。

出来ない、と思った。

恋をして、美しくなった友人がいた。

彼女の口からこぼれ堕ちる彼への愛の言葉。

大切な友人なのに…とても素敵なことなのに。

私の狭い心はぎゅっと締め付けられて。

旦那様がいて、子どもが産まれて、あたしは十分に幸せだけど、もうそんな風にキラキラした時間は戻って来ない。

そんな時、あなたが言った。

『子どもが大きくなって出ていったら、僕達また恋人同士に戻るんだよ。』

20年後としたってアタシは43歳。

…ばっかだなぁ。

でも、少しドキドキしたの。

またあなたに恋をして、あなたもアタシに恋をして。

そうなったらとてもステキね。

そんな小さな期待のために、頑張れちゃう自分が好き。

そうだよ…頑張ろう。

そしたらきっと、素敵な家庭だって、オマケでついてくるはずだから。

傀儡(カイライ)
昔のあたしは、まるで傀儡のようだった。

あなたの目にとまりたくて、糸の存在を忘れて懸命に動く、お人形。

でも…それでも幸せだった。

その糸無しには、立ってさえいられないと思った。

…糸は切れ、きれいな踊りは忘れてしまったけれど。

今のあたしには好きな人の元に駆けて行く脚が、

どこにいてもすぐに見つけてくれるあなたが、いる。

それは…きっと…あなたの目にとまるより、素敵なこと。

きっと…。

きっと。