YUKIぶろぐっ! 200806





人妻になりましたYUKIがつづる、ちょっとイタイ日記。 最近はやや沈み気味な日記も書いておりますが、お時間のある方は是非ちょいエロカテゴリへどうぞ〜♪



プロフィール

YUKI

Author:YUKI
年齢:23歳
職業:事務員さん…だった。今はだめ妻(只今妊9ヵ月目突入で、退職。)
趣味:貢がせる、ぶりっこする、パソコンをいじる…は結婚して出来なくなってしまったので、かわりに旦那様をイジル。







オススメ☆



ダイエットサプリメントのサンプル貰えます!
もちろん無料(^^)
小粒だし、飲みやすくて携帯にも便利☆





↑↓ラブグッズの通販です♪めちゃくちゃ可愛い商品ばかりで大興奮!!














イーセットスマートセキュリティ(ESET Smart Security)
イーセット
スマートセキュリティ
(NOD32の上位版)



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ



Ads by Google
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


アカイ、イト
…全部イヤ。

やなことが多すぎて、説明できずに泣く小学生みたいな気持ち。

困らせたいのか、自分の気持ちを伝えたいだけなのか…段々分からなくなってきて。

『ハナシタクナイ』

そう言うと、本当に電話してこない旦那様。

…腹がたつのに。

悲しいのに、優しくして貰ったキヲクばかり浮かんでくるから余計辛いんだ。

ベッドの中から赤ちゃんの顔を覗く。

ヘソの緒っていうアカイイトで結ばれてたアタシ達。

きっと今でも、何か見えないものでしっかり繋がってるんだろう。

あなたと、あたしは…

キヲクだとか愛情だとか…一緒にいる時間で寄り添っているだけ。

お互い、思いやりが持てなくなったら、それも終い。

…あたしを見て。

赤ちゃんじゃなくて、あたしを。

…ずーっとあなたの側にいたいから。



ハハオヤ
夜泣きッテ、大体6ヶ月位からじゃなかったっけ?

昨日はホントに寝られ無かった…。

ほっとけば良いっていう。

海外では、産まれたばかりでも母子別室だし。

でもあんなわんわん泣いてる赤ちゃんを…どうやって放っておける?

正直…泣かれるのが嫌で嫌で、もう触りたくないって思った。

明るくなって、じわじわ元気が出てくるまであたしはずっとげんなりで。

こんなに可愛い赤ちゃんを、授かったこと自体奇跡なのに。

あなただけの可愛い女のコでいたかった…そんな気さえしてしまった夜。

…アタシは母親になったんだ。

『赤ちゃんが泣いたら、一緒になって泣くわ。』

冗談で言った言葉は、現実になろうとしている。

アタシは母親に…

心が…独りでにあなたの元に走り出しそうになった夜。



嘘吐き女。
寂しくなんか…無いわ。

何度も口にしている、言葉。

誰も信じてないッテ、分かってるけど。

ひどくフラつく。

吐き気もある。

病院で貰った増血剤と自律神経の薬。

面倒で、最後まで飲まなかったから…かな。

何気なく、あなたのことを考えるだけで泣けるのも自律神経が失調しているせい。

ご飯食べたかな…。

また歩いて帰ってるのかな…。

アタシのことをふと考える時ってどんな時なんだろう?

お風呂の中?

…お布団の中?

寂しくて泣ける。

付き合ってた頃は、ケンカして自分や相手に腹が立って泣いたり、悲しくて泣いていたのに。

行かないで…って、言えば良かった?

自分の性格やこういう寂しがりなところを、よく見れば良かった?

そしたら今、二人で赤ちゃんを見つめて笑っていられた?

帰って来てなんて絶対言えない。

頑張ってるの、知ってるから。

逢いたい…。

これは帰って来てじゃないから、セーフだよね?

逢いたいよ…。



カーニバル
恋愛はお手のものでも、結婚なんて初めてで。

慣れたと思ったら、今度は子育て。

本当に人生って忙しい時は忙しいんだよね。

結婚生活の方は、旦那様が大阪に行ってしまったから一時休戦と言ったところ。

今はちっちゃい怪獣を手塩にかけて大きくするのが、アタシの使命だったりする。

3時間毎の授乳は正直シンドイ。

片付けやオムツ替え…搾乳なんかもしていたら、軽く一時間経っちゃうもの。



ジレンマ
電話で話したかったのに。

メールの途中でコールしたら、『ごめん、歩いてて気づかなかった。どうかした?』の返事。

そっか…なんか無かったら電話、しちゃいけないんだ。

って思う、ひねくれたアタシ。

話したいから。

離れていて逢えない分、話したいから…

だから同じ会社の携帯にして、退院1日目だってのに授乳の合間にショップに走って家族割契約してきたんじゃんかね。

何か…がどれくらい大きなことからOKなのか、わからないアタシには電話しようがない。

まだ1ヶ月にもならない赤ちゃんが立てば、電話する価値はある?

あたしの自律神経失調が治らないこと、未だ貧血が辛いこと、赤ちゃんの夜泣きが辛いこと…。

言えなくなっちゃう。

普段の日は疲れてるだろなって…電話してないでしょう?

もう少し…もう少しで良いから、あたしを見て。

頑張ってるって、褒めて…。

電話で『愛してる』っていっぱい言って。

じゃなきゃ…アタシの栄養、無くなっちゃうよー…。



白い血液。
アタシは毎日毎日、小さな息子に体液を飲ませる。

白くてぬるい…液体。

今まではたまに誰かに飲ませられる側だったんだけど。

今度のは乳房から出る、母乳っていうナマエの白い血液。

母乳の元は血液なんだって。

看護学校で習った、どーでも良い知識。

きっと、テストには出ないね。

それを聞いてから、あたしには赤ちゃんが吸血鬼みたいなものに近いと思えて仕方がないんだ。

…だからだろうか。

こんなに小さな赤ちゃんを、怖い…と思う自分も確かに存在して。

笑えば幸せな気持ちに。

泣けば心揺さぶられる。

あたしの全てがこの子に左右されるんだ。

…家族や旦那様の存在だけでもいっぱいいっぱいだったアタシの世界に、いきなり飛び込んできた唯一無二の存在。

きっと…アタシは死ぬほどてこずらされるんだろうなぁ。



sleep...
夜泣きがすごい。

…眠れなくて、泣きたいのはこっちなのに。

こんなちっちゃいくせに。

喋ることは出来ないくせに。

窓がびりびり言いそうな声で、彼は泣く。

…あたしが何したよ。

それとも、何か見落としていることがある?

気付いてあげられてないことが、あるんだろーか。

途方に暮れるしか無い。

同じ泣くでも、夜はとても長く感じられて…。

泣き止んだ後はとても穏やかな顔。

ああ。

やっぱり愛しい、アタシの赤ちゃん。

真っ赤だった顔は泣き止むと同時にいつもの白に。

アタシの情緒不安定も安らかに。

このまま朝まで、お願い…寝かせて…。



手紙
旦那様からのラブ・レター

文章を書くのが苦手な旦那様なのに、一生懸命書いてくれたのが伝わってくる。

字だって普段は読めないほど汚いのにね(笑)
すごく丁寧に書いてくれたんだなぁって、嬉しい

赤ちゃんの様子はどう?
YUKIは?

赤ちゃんのことだけじゃなくて、あたしのことも気にしてくれてるのがすごくドキドキする…
ああ、離れているのも悪くないか。
なんだか付き合ったばっかりの頃みたいだね

つい…お返事を書こうと思うとね、寂しい…って言いたくなっちゃうんだ。

でも、どうせなら良いことばっかり書きたいから。

見栄とかじゃなくて。

安心させたい。
頑張って来て貰えるように。

来月にならなきゃ帰ってこれないのだから、それまでは「寂しい」って言ったって困らせるだけだ。

アイシテル

ダイスキ

たくさんの言葉を盛り込もう

今のドキドキが少しでも伝わるように…







逢いたい、逢いたい。
自分がこんなに寂しがりだとは思って無かったんだ。

不安…だからだろうか。

余計に寂しくなるのは。

赤ちゃんの仕草一つ、夜泣き一つがアタシをすごく不安にさせる。

看護学校で習った乳児の病気の知識なんて、なんの役に立つ?

結局テストのために名前位しか覚えなかった。

二人いれば、きっと怖いものなんて無いのに。

ナニカを見落としてしまっているようで…すごく怖いんだ。

赤ちゃんは元気。

それが普通。

旦那様もきっとこんな怖さ、『考え過ぎ』だって笑うんだろう。

でもアタシはまだまだ未熟で…。

夜も起きて赤ちゃんにミルクを飲ませるよりも、あなたの胸で不安無く眠っていたい…そんな子供なんだ。

気付いてしまった不安な気持ち。

あなたへの思い。

寂しくて、心が走りだしそう。

…来月には逢える。

でも…今、逢いたい。



みるく…まぁるくて、ちっちゃくて、三角で。
夜は4時間しっかり眠ってくれる赤ちゃん。

本当はね、起こしてでも3時間おきに授乳しなさいって病院では言われてる。

だけど起こしても、眠たくて乳首くわえてくれませんからー(泣)

だから夜は搾乳分と粉ミルクを上手く使っている。

というか使えてると…思う。

眠たい時は哺乳瓶の方が飲みやすいみたい。

たくさん飲んで1時間長く寝てくれれば、アタシは3時間眠れる。

3時間おきったって、粉ミルクの缶には【1日7回】ッテ書いてあったもの。

ね?

それに昼間はよく起きてよく泣くから、2時間でお腹減っちゃうこともシバシバ(笑)

あうー…あたし1日何回授乳してるんだ!?

まだまだ飲ませるのが下手くそだから、搾乳した方があげやすいんだけれど。

これも大事なスキンシップ。

上手くなるように頑張ろう!

まだまだ1年以上授乳しなくちゃいけないんだし、ね(^-^)



おっぱいマジック。
深夜の授乳後、お腹が減ってパンを食べようが。

朝から豚の角煮を3つも食べようが。

体重がみるみる減ってくって面白い。

妊娠前が54キロ。

出産直前が68キロ(笑)

赤ちゃんや胎盤なんかが4〜5キロ。

だから予定ではまだ64キロ位なんだよねぇ…

なのに、今朝は60キロを切ってるアタシの体重。

授乳すると産後の体重が戻りやすいッテ言うけれど、本当だ…。

おっぱいの元は血液だし、三時間おきの授乳自体重労働だし。

まあ当然っちゃあ当然なのかもだけど、それにしたってアタシ…体重制限無くなって、食べる量半端無いんだのに。

本格的な夏が来るまでに、旦那様を魅了するボディに戻る計画…

何か光が見えてきたかも?

頑張れあたし!!

今年もキャミソール着なくっちゃ!



人間の赤ちゃんが可愛いワケ。その1
すごいすごい可愛い赤ちゃん。

なのに、授乳が下手くそなアタシは…

上手に飲んでくれない赤ちゃんにイライラしてしまうんだ…。

昼間、珍しく授乳の時間でもオムツでも無いのに赤ちゃんが泣いた。

赤ちゃんならアタリマエなんだけど、あたしの赤ちゃんはオムツの中がウンチだらけになってても、お腹が空いても起きないヤツだから。

もちろん、だからオムツはマメにチェックするし、起きたら起きたで今度はお腹減ったよって泣くんだけどネ。

看護師さんが泣いたら抱っこしてあげて…と言ってたので抱っこする。

まだ全然慣れてなくて、ギコチナイ手付きが自分でも怖い。

なのに赤ちゃんは笑うんだ。

引きつった顔が笑顔に見えるだけで、本当に笑うのはもう少し情緒が発達してからだと言うヒトがいる。

一理あるとは思うけれど、笑ってるって思う方が数倍頑張れちゃうんだ。

これがまた、ベビーベッドに戻すとすぐ泣くんだ。

しびれる腕。

人間の赤ちゃんが可愛いのは、大分大きくなるまで一人じゃ何も出来ないから、それまでお世話してもらえるように…なんだって。

泣いても、ミルク飲んでくれなくても可愛いウチのちびゴジラ。

早く大きくなぁれ♪



Day after tomorrow
赤ちゃんは本当に元気。

粉ミルクがあんまり好きじゃないみたいで、ちょっぴりしか飲んでくれないけど…それはまぁ良しとしよう。

家に帰ったらね、二人で練習だ。

ナマエを呼びかけながら、乳首を含ませる。

途中、ふと旦那さまの名前を呼んでしまった。

返事が無くてアタリマエ。

赤ちゃんだもの。

でも何だか寂しくなって、旦那さまからのメールを読む。

『今から帰るよ(^_^)』

『今から迎えに行くからね♪』

『今日はどこへデートに行こうか。』

妊娠してからの8ヶ月、本当にちっちゃな体調不良はたくさんあって、辛い日が多かった。

でも、それ以上に旦那さまは根気よく優しくしてくれたんだ。

ケンカしたら謝るのは向こう。

アタシがお願いして、赤ちゃんを作って貰ったのにね。

体調が悪くてイライラするアタシに、旦那さまが怒ったこと…一度も無かった。

『ご主人、早く早く!』

なぁんて偉っそうにはしゃいでたのが懐かしい。

旦那さまが帰って来たら、そぅ…もし本当に来月帰って来てくれたら。

いっぱいいっぱい優しくしよう。

でも結局、旦那さまのお膝をアタシが奪っちゃって、たくさんたくさんワガママ言っちゃうんだろな。

後いくつ寝ると…

本当はそんなキャラじゃないんだってバ。

本当に。



どうでも…良くねぇ!
今日診察の時、出産して初めて体重を計った。

いやいや、重たいのは分かってたの。

だって産む前だって『増やすな、減らせ!』ってずーっと怒られてきたわけで。

赤ちゃん・胎盤・羊水…で合わせて4〜5kgらしいから。

まだまだ妊娠5ヶ月ってな感じのお腹。

病院の食事をがっつり食べてるのも関係有るんだろうか?

それとも単なる、伸び?(泣)

そういえば、入院中に見せられたビデオの中に『早く旦那さまのためにプロポーションを戻しましょう』的な一文があったっけ。

母乳で育てれば痩せると言うが、その分食べたら同じだわね…。

来月一度帰るよ、なんて泣きそうなことを言ってくれる旦那さま。

1ヶ月でほぼ7キロ…落ちるだろうか?

久しぶりにほっそりした身体で、『お帰り』って言って、夫婦水入らずでデートして、お家へ帰って赤ちゃんと三人で楽しく過ごすの。

3連休だって、移動時間を引いたらほとんど一緒にいられないけど。

こうやってすぐに逢えるんだって、思うことが出来るのはすごく嬉しい。

本当に本格的に痩せなくっちゃネ(;皿;)

可愛いって、愛しいって思われたい。

ずーっとあなたの一番オキニでいたいんだ。

7月には、きっと細身のジーンズで…ね。



痛いのよ…
抜糸した。

痛くないョ、抜糸したらすごく楽になるョって言われて…

まぁ痛いだろうとは思ってたけど。

なんじゃこりゃぁぁぁっ!!!

金属のクリップを外した時同様、既に内診台に上がるのすら痛い(泣)

足が広がっていくのなんて問題外だし。

縫ってるんだってバ。

変なモノ突っ込まないでョ(;皿;)

そろりと近づいてくる、刃物の気配。

一体どういう風に縫って縛ってあるのかわからないけど、絶っっっ対肉も切ってるやろ!!

ッテ位痛かったっす。

診察室に響く絶叫。

…本気で暴れたかったのョ。

でも動いたら死ぬと思った…。

二人目が誕生するかどうかは、病院しだいだな…。

今度は痛くないとこにしよう。

てか一人で良い気がしてきた。

それくらい、痛いんだって話。



愛しいヒト
赤ちゃんを産むってこと。

責任が増えるってこと。

当たり前だよね。

お腹に入っているときは、食べるものとか飲むもの…自分の健康だとか事故に気をつければ良かったんだもの。

今は経験の浅い自分が、ちゃんと出来るか、ちゃんと赤ちゃんの体調の変化に気づいてあげられるか…本当に不安。

だって旦那様が…いない…一人ぼっちなんだもの…。

昔母が言ってた。

父が亡くなってから、何でも一人で決めなくちゃいけなかった。

それが今でもすごく怖いって。

まさにそれだ。

ねぇ、旦那さま…。

すごく怖いよ…。

あたし…頑張れるかな。



ねむたがりな睫毛。
昨日は体調が悪いせいで、午後4時からの授乳ができなかった。

オムツだけは…って必死に替えたのに、お腹が空いたのか赤ちゃんが泣き止んでくれなくて…。

一緒になってわんわん泣いてたっけ。

今朝も体調はダルダル。

8時から丸々10時間は眠ったのに、全然目の奥の疲れがとれない。

ちょっと動くと、頭痛と動悸、吐き気。

それでもなんとか…7時半の授乳は頑張れたから…。

赤ちゃんはまた詰所。

次の授乳まで後一時間。

側に赤ちゃんがいないのが、とても寂しいけれど、今のうちに眠らなくちゃ。

また…頑張るんだもの…



雨、やみにけり。
雨の音が大好きだった。

小さい頃から運動音痴だったあたしは、運動会も体育も大嫌いだったから。

体育のドッヂボールが嫌で仮病を使う小学生なんて、きっとあたし位なモノだったと思う。

あぁ。

いつまでも降り続く、雨。

日曜日の雨だって、旦那様と一緒にいれば…ちょっと幸せな寝坊の朝になるのに。

今は寂しさを増長するだけだ。

あなたと一緒なら、コンビニすらデートで、部屋で寄り添ってるだけで幸せだった。

逢えるんだよ。

もう少し…そう夏位には。

永遠に逢えないお父さんとは違う。

逢えるんだよ。

逢いたいって、心の底から願えば。

いつの間にか、雨がやんでる…。

ちょっと嬉しくて、今日も頑張ろうって思える。

寂しいのがマシになってきたのに、涙がポロポロこぼれる。

まだ…大丈夫。

大丈夫だ。

少し眠ったら、また頑張ろう。

きっとまた、夜に旦那さまが電話をくれるだろうから…



夏の日
ここのところ、旦那様の夢ばかり見る。

旦那…というより、彼氏。

夢の中のあたしは出産してないし、多分結婚もしてない。

ケンカして、一方的に逃げて、追いかけてきてくれるのをただひたすら待つ…夢。

追いかけて来てくれてるかな…

早く来てくれないかな…

夢の中なのに、なぜか少し寒くて、不安になって、ようやく見つけてくれた彼氏に抱きつく。

“今度はもう少し見つけやすいところにいてね。”

涙でボトボトの頬を撫でて、汗をじっとりかいた額に手を当てて、彼氏はそう言った。

もうどこにも行かないから…

言おうとしたら、あたしは病室のベッドの上。

そっか…もう行ってしまったんだった…。

外はひっきりなしに、雨。

だからこんな切ないんだ。

赤ちゃんはガラスの中。

あたしは少し湿っぽい布団の中。

夏まで待てないよ…。

あの人に、逢いたい…。



雨の日の行進
旦那様の親戚がゾロゾロとやってきた。

逢いたいのは、旦那様の子供。

あたしじゃあない。

だから笑顔で挨拶も出来る。

傷が痛いから、横になってもいられる。

でも旦那様のご両親より、アタシはこの親戚のおじいちゃんが好きだ。

あたしには『旦那をしっかり使え』って言ってくれるし、あんまりヒトトコロで働かない旦那様のお父さんには『しっかりしろ!』ってお尻叩いてくれる。

今日だって、アタシの身体を気づかってくれたのはその人だけだ。

名前…もっと反対されるかと思ったけど、良い名前だねって言って貰えたし。

身体はクタクタでフラフラだけど、何かちょっぴり良い日になりそう。

…なぁんてね。



サクラのハナビラ
ちっちゃい手。

産まれたばかりの赤ちゃんって、もっとサルみたいな顔をしてるんだと思ってた。

目を細めて眠る顔は、ちょっとアタシ似。

でも基本旦那ちゃん似。

ああ、二人の子供なんだなぁ…って思う。

そっと…抱き上げる。

笑ったような気がする。

って、赤ちゃんが笑うのはもう少し先のこと。

でも…確かに笑ってる…。

よっぽど嬉しいことがあったのかしら。

旦那ちゃんにも見せたいのに、携帯を構えると薄目で元の顔に戻ってしまうんだ。

サラサラサラ…

静かな静かな雨の音。

ミルクの時はあんなに眠そうだったのに。

まだ薄目を開けて、あたしを見ている赤ちゃん。

こりゃまたおっぱい飲まないなぁ…。

まぁいっか。



涙が似合わないのは知ってる。
バカみたいなチカラで、助産師さんに絞られた乳房は、変なプレイをしたみたいに真っ赤。

すごくしょーもないけれど、『ああ、旦那様に触られることは、しばらく無いんだ。』って思って寂しくなった。

性欲は未だ無い。

当然っちゃあ当然だけど。

お腹が重くて動くのが億劫なことより、切った陰部が痛くて動けないことの方が1000倍悲しいもの。

女じゃなくて母親になったという感覚は無いけど、妊娠してる間の行為はすごく良かったとは言えなかったから。

でも今思い出されるのは、産後すぐにに立つ練習をした時、フラついてよりかかった時の旦那様の体温。

すごくがっしりしてる訳じゃないのに、力強い身体。

もうしばらくは逢えないんだって思うと、キャラに合ってないのに泣けてくる。

…逢いたい。

考えない様にしてるのに、何度も写真を眺めてしまう。

だって…色んなところに旦那様の優しさが残ってて、あたしは半分も気付けて無かったんだなって後悔して…。

触れられたい。

抱き締めて、頭を撫でてくれるだけでいいんだ。

寂しいよ…。

逢いたいよ…。



幸せ
お尻をばっちんばっちん縫うのは死ぬほど痛かったけど、赤ちゃんの元気な顔を見たら吹っ飛んでしまった。

ちっちゃいけど、ずっしり重たい命。

大事にしなきゃって、本当に思う。

旦那ちゃんが遠くにいるのが寂しくて、ちょっと…すごく不安だけど、このこにはアタシしかいないんだ。

オムツ交換も授乳も、全然練習してないし、沐浴なんて母親学級でも弟に押し付けた。

それでもこの子のママはアタシだけなんだもの。

しっかりしなきゃ…。

痛いなんて言ってらんない!